買取概要

切手趣味週間 1948.11.29 見返り美人 を買取させていただきました。前にも一度買取事例を乗せた品物ですが、またまた買取させていただいたので、もう一度!

■最初の浮世絵師 菱川

【見返り美人図】の作者の名前は 菱川 師宣(ひしかわ もろのぶ)。(名前の読み方は打ち間違いじゃありませんよ(笑)。もろのぶ、です。)江戸時代の初期に活躍した浮世絵師です。浮世絵師というと、「菱川師宣!」…というよりは、歌川広重や葛飾北斎などのほうがご存じの方も多いかと思われます。ですが、菱川師宣は「日本最初の浮世絵師」と言われており、いわば浮世絵界のパイオニアなのです。

読みやすい名前だったら、もう少し知名度も違ったのでしょうか…?

■「」を切り取る浮世絵

実はこの【見返り美人図】の絵の中には、様々な当時の流行が描かれています。

たとえば下げた髪の毛の先をくるり、と丸めて結われている髪型は「玉結び」といい、元禄の初めの時代に流行した髪形。帯の結び方は「吉弥(きちや)結び」と言われており、当時の女形の歌舞伎役者、上村吉彌(かみむら きちや)が舞台で使っていたことからブームになった結び方。緋色の着物に施されている桜や菊で作られた円、この模様は「花の丸」と呼ばれ、やはり当時流行したものです。

聖子ちゃんカットが流行ったり、アイドルや有名人が使用している品が飛ぶように売れたり、花柄のスカートがトレンドアイテムになったり…。昔の人が少し身近に感じられますね。

 

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今回買取をさせていただいた品は、前回の事例のお品と比べるとシミがあり、残念ながら買取価格は少し下がってしまいました。コレクションしたままにしておくか、手放すか、お悩みであれば、ぜひ綺麗なうちに福岡の満両平尾店までお持ちください!ご相談承ります!